ベトナムに移り住むべき5つの理由

最近、短い旅行からホーチミン市(旧サイゴン)に戻った私は、この国のあまりの変わりように驚嘆せざるをえませんでした。

動乱の過去にもかかわらず、間違いなく今この国は静かで隔絶した後進国などではもはやなく、主要都市は急速に成長しています。国際的なホテル、レストラン、ショップが溢れ返り、活気に満ちた通りを大量の自動車が走り、ふと空を見上げると、光り輝く摩天楼が高くそびえています。国際航空会社が、大使館が、病院が、ベトナム人と外国からの移住者が共生する、この急速に巨大化するネットワーク社会へのサービスの提供にしのぎを削っています。ベトナムは生活するにも仕事をするにも素晴らしい場所だと言えましょう!

1. ベトナムで暮らす — 想像もしないことに出会える場所!
ベトナムは数千年も戦争と外国による占領の舞台でした。現在の平和は、この国の長い歴史のなかでは、ほんのヒトコマにすぎません。ホーチミン市の人びとは、とても心温かく、親切で、活発で、楽天的です。この国は比較的小さく、わずか33万平方キロメートルの面積しかありませんが、ここには美しい田園や浜辺、田舎の風景があり、思わず探検してみたくなります。歴史と文化の薫りが漂い、活気ある24時間年中無休の意欲的な姿勢で取引や商業が営まれています。ベトナムへ行けば、東洋における極上の生活を味わえます。

2. 成長する経済
ベトナムはアジア・太平洋地域で最も貧しい国の一つですが、農業、林業、建設業、工業の回復により、GDP成長率5%以上が毎年続いています。

失業率は3%以下と低く、労働力は安く、若い労働者が多いおかげで、西欧の大手企業がそのメリットと安い生産コストを求めて、ベトナムに移転しています。ベトナム人の熟練労働者が不足していることから、成長セクターであるIT、建設業、鉱工業、製造業、観光業において、移住者は最良の機会に恵まれています。

観光業と対外的市場開放が飛躍的に進むにつれ、英語話者の需要や英語教師向け語学研修(TEFL)の需要が高まっています。

3. 生活コスト — とにかく安い!
ベトナムでは人口増加の勢いが止まりません。生活と仕事の場として移住してくる外国人が増えているからで、彼らが惹かれるのは、心地よいライフスタイル、生活コストの安さ、安全な環境、活気ある文化、ほぼ一年を通じたトロピカルな気候です。ただし、すべてがおとぎ話の結婚式のようにはいきません。都心部の公害や交通状況の悪化は深刻です。

ホーチミン市は、世界一生活費の高い都市ランキングで140位です。現在その137位上位にある香港でこの記事を書いている私からすれば、それは新鮮な空気の息吹のようです。

都会の高級アパートから郊外の控えめな住まいまで、それぞれの予算に合わせてさまざまな宿泊施設が利用できます。

地元の食べ物と西洋料理の価格は桁が違います。運よく地元のバーやレストランで出される数多くの素晴らしい料理を食べられるなら、お財布の心配は御無用です! ビールや蒸留酒は安く、ワインは目が飛び出るほど高価です!

4. 建設と開発
ベトナムの大都市やその周辺(ホーチミン市、ナトラン、ハノイなど)では、青空を背景に多数のタワークレーンが林立し、高層ビルディングの建築ラッシュが続いています。

巨大幹線道路や鉄道インフラのプロジェクトが進行中です。その大部分は、外国からの直接投資によるものです。

ベトナム政府は、お金の流れをつくり出し、建設工事を加速させるため、投資家や建築請負業者、建設資材納入業者向けに数兆VND(1米ドル=約2万VND)を融資しています。また公営住宅計画を支援する強い動きもあります。

5. 越僑 —「我々には君たちが必要だ!」
中国人の「華僑」と同様、「越僑」とは、ベトナム国外に移住したベトナム人のことです。越僑は約300万人います。その大多数は、1975年にサイゴンが陥落し、共産党の支配に移ったため、難民となって国を離れた人たちです。

ベトナム西部の地元の建設会社、エンジニアリング企業、不動産会社は、既存の企業であれ新興の企業であれ、帰国するベトナム人エンジニア、マネージャー、専門職の人材を雇用したがっています。越僑たちは、元々の強い文化的ルーツである意欲的な姿勢と母国語の能力に加え、西洋の教育や考え方(ベスト・プラクティス)を提供してくれるからです。